巻き爪とは爪の両端が内側に巻いた状態になってしまうことです。ほとんどのケースが足の親指に起こります。ひどくなると痛みが出たり炎症を起こします。これと似た症状で陥入爪（かんにゅうそう）があります。爪の端が「とげ」になって肉にくいこみます。両者は合併することもあり、治療が困難になってしまうこともあります。

このような時、手術によって爪の端を切ると症状がとれますが、再発したり、爪の幅が狭くなってしまうことが難点です。巻き爪では、状態によって「巻き爪クリップ」等により巻いた爪を矯正して開かせると痛みが取れる処置ができます。（保険外診療になります。）