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皮膚科外来トピックス

手あれについて

手あれの気になる季節になりました。手あれは「進行性指掌角皮症」、「主婦湿疹」とも言われます。利き手の指からカサカサ、赤み、ひび割れが生じ、手掌にもひろがっていきます。水疱ができたり、ジュクジュクしてかゆみを伴うこともあります。もともとアトピー性皮膚炎があったり、皮膚が乾燥しやすい方に多いといわれています。また、主婦(特に赤ちゃんのいるお母さん)、美容師、看護師、飲食業、お札や段ボールを扱うことの多い方に多く見られます。
石鹸や洗剤、頻回の手洗い、薬剤により肌のバリアーがこわれ、さまざまな刺激が皮膚の中に侵入して症状が悪化してきます。夏よりも冬に増悪するのも特徴です。

治療は副腎皮質ホルモンの外用(症状の改善)と保湿剤の外用や手袋による保護が中心となります。 また、手あれと似た症状のみられる疾患にかぶれ、掌蹠膿疱症、みずむしがあり、なかなか改善がみられない時には正確な診断が必要となることがあります。

>詳しくはこちら(外部サイト:マルホ「手あれのお話」)

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